初春歌舞伎

昨年末、友人から恐る恐る「歌舞伎なんて・・・興味ないよね?」と聞かれました

歌舞伎は値段が高いので、誘いにくかったようですが、私も行きたかったのでお正月の歌舞伎公演を見に行くことにしました

もう一人の友人が「海老蔵が見たい!」と言うので、新橋演舞場の初春公演昼の部のチケットを頑張って取りました(友人が)

歌舞伎座に2回しか行ったことのない私、新橋演舞場は初めてで・・・やはり建物からして歌舞伎座の方がいいですね・・・しかし、会場前には3台の観光バスが横付けされ、続々と人が降りてくるのでビックリしました!入口には満員御礼の酒樽が並び新年らしく紅白の連獅子の羽子板が飾ってありました やはり、年配の方が多く着物姿の方もチラホラ・・・

海老蔵は花があって彼が舞台に上がると華やぎますが、歌舞伎座では当たり前の『成田屋~!!』の掛け声が一度も聞かれませんでした・・・ちょっと淋しかったです(私には無理ですが)

『幡隋長兵衛』では長兵衛の子供役で勸玄君が登場し,可愛さに歓声が上がっていました

この公演の数日後に、海老蔵が“圑十郎”を勸玄くんが“新之助”を襲名すると発表がありました。その時勸玄君はやりたい演目として、『幡隋長兵衛』がかっこいいからやりたい!』と言っていました

幡隋長兵衛は人は一代、名は末代と名誉の為に死を選ぶという演目・・・たった5歳にしてこれを理解するとは恐るべし!海老蔵は「海外公演の増えた昨今、日本人が海外の人に日本人の心を伝えて貰えるよう多くの人に見てほしい」と、言っていましたが・・・歌舞伎はお高い!もっと気軽に見に行ける金額にしてほしいものです(高橋)