ニュースでご覧になった方も多いと思いますが、昨日【はやぶさ2】が52億キロの大航海に出発しました。今度は安全で安心な旅でありますように・・・と願うばかりです。
帰還まで6年間という長い旅路ですが、はやぶさ2が戻ってくる頃には地球は東京オリンピックの興奮冷めやらぬところでしょうか。
さて、あまり知られてはいませんが、はやぶさ2の乗ったロケットには3基の【ミニはやぶさ】が相乗りしていました。
写真左から 【東京大学/PROCYON（プロキオン）】 世界初の超小型・深宇宙探査に挑戦。 小さい体で一生懸命「はじめてのおつかい」に行き、色々なおつかいをします。
【九州工業大学/「しんえん２」】 世界初の軽量小型宇宙機。さらに深く遠くの宇宙との通信技術確立を目指しています。およそ 15kg と軽くて小さく、電波はアマチュア無線家でも受信・解読が可能。レクサス1台くらいの製作費で庶民派代表。
【多摩美術大学/ARTSAT2-DESPATCH】 世界初の「芸術衛星」。螺旋状の芸術作品が宇宙でくるくる踊りながら詩を唄います。詩はアマチュア無線で聞けるそうです。
はやぶさ2も、個性派な3基のお友達も、オールミッションクリアを目指してがんばってくださいね。いってらっしゃいませ。 （今岡）